思春期のダイエットに潜む危険性とは!将来に悪影響を及ぼす!?

思春期にはダイエットをしたいと思ってしまいがち、、

テレビや雑誌に出てくる若いモデルや俳優・歌手を見ていると、「こんなふうに生まれたかったなぁ・・・」とため息ばかりついてしまっている自分に気付くことはありませんか。そう思う経験は誰にでもあること。ファッションや髪型、メイクをまねすることが自分を磨くきっかけにもなります。しかしその一方で「羨ましい」「あんなふうになりたい」と強い願望を抱くうちに、それが危険なダイエットに繋がる恐れもあります。

まさかと思うかも知れませんが、この危険なダイエットが心身に重大な悪影響をもたらし、専門医の治療や入院が必要となるケースも少なくありません。

10代はおしゃれにも目覚め、周りからの視線も気になり始める時期です。少しでもかわいく、少しでもカッコ良く見られたいという思いが強くなります。

そこでまず考えるのがスタイルを良くすること。手っ取り早い食事制限から始めるケースが多く、これが危険なダイエットに繋がる可能性があります。

特に成長期である思春期に無理な食事制限をすると、低身長や骨の成長を妨げる原因になったり、ホルモンバランスが崩れて無月経や不妊症になったりするリスクが高くなります。また間違ったダイエットは体に悪影響を及ぼすだけでなく、次第に心の状態も蝕み、うつや不安感といった症状が出始めます。

このように痩せることばかり考え無理なダイエットを続けると、心身に異常を来たし、大きな疾患を引き起こす危険があるのです。

ダイエットに潜む身体的な危険性とは

体重が正常値の範囲を超えて痩せてくると次のような症状が現れるようになります。

  • 筋力の低下
  • 疲れやすい
  • 低血圧、低体温、心拍数の低下
  • 無月経
  • 便秘
  • むくみや皮膚の乾燥

血液検査をすると脱水、貧血、白血球減少、肝機能の異常、低タンパク血症や高コレステロール血症などの症状が見られ、骨粗しょう症や腎臓の機能障害を来す恐れもあります。

また心の症状では、

  • むくみや皮膚の乾燥
  • うつ気分(憂鬱な感じ)、不安、こだわりが強くなる
  • イライラする
  • 人間関係の悪化

などが見られます。

「こうでなきゃいけない」「こうあるべき」など思い込みが強いタイプや、融通が利かない人は危険なダイエットに陥りやすい傾向があるので気を付けましょう。

症状が進むと人前に出ることさえも苦痛に感じ、自分の殻に閉じこもってしまうようになります。

ダイエットに潜む精神的な危険性とは

「スタイルが良くなりたい」「痩せたい」という思いは誰もが少なからず持つものですが、その思いが度を超すことにより心の病を引き起こす可能性があります。

現在若い世代を中心に問題となっているのが「神経性やせ症」、「神経性過食症」と呼ばれる摂食障害です。特に「神経性やせ症」は思春期の子供達に多く見られる疾患で、体重や体型の感じ方が障害されます。自分が痩せていることに気付けず、更に痩せようとする心身の病で、最悪の場合は死に至ることもあります。

「神経性過食症」は食のコントロールが出来なくなる疾患で、過食後と嘔吐を繰り返します。詰め込むように一気に食べ、その後で体重を増やさないようにと吐いたり下剤を使ったりといった行動が見られます。自分自身が病気と思わず周囲の人も気付きにくいため、症状が進行してから初めて受診するケースも多く、長い時間ひとりで苦しんで心身ともに疲弊してしまいます。

このように間違ったダイエットは心身に悪影響を及ぼし、ひどくなると自分だけの力では健康な状態に戻れなくなります。

「体重が減っているのにも関わらず、いつまでも「太っている」と感じる」

「食べることに罪悪感や苦痛を伴う」

このような状態は危険信号。出来るだけ早く専門医を受診し、適切な治療を行うことが必要です。

まとめ

自分が本当に太っているのかどうかを調べるには「BMI(ボディ・マス・インデックス)」指数をチェックすることで簡単に分かります。その計算方法は次のようになっています。

  • 15歳以上の場合
  • BMI= 体重kg ÷ (身長m)2

例えば体重が55kgで身長が160cmの人であれば、

55÷1.6÷1.6=21.484375となります。この21.484375がBMIの値です。

BMI 18.5未満 18.5以上25未満 25以上
低体重 標準 肥満

後述する農林水産省のHPを利用すれば自動で計算してくれます。

6歳から14歳の場合は「日比式肥満度」という方式を使って、自分の体重が適正かどうかを調べます。男女別の係数などが用いられる少し複雑な計算式となっていますが、こちらのHPでは身長と体重を入力するだけで自動計算してくれるのでオススメです。

このような方法を利用して、まずは自分が太っているのかどうかを知ることから始めてみましょう。本当にダイエットが必要なのか、ダイエットの方法にはどんなものがあるのかなどを事前に調べてからでも遅くはありません。

間違ったダイエットは心身に悪影響を及ぼし、非常に危険な状態に陥る可能性があります。急に体重を落とそうとするのではなく、時間をかけてゆっくりダイエットをすることが重要です。また食事制限だけに頼らず、適度な運動も取り入れましょう。体を動かすことはカロリーを消費するだけでなく、ダイエット中のストレスが軽減されるというメリットもあります。

美しさは「健康的」であればこそ、保たれるもの。

無理をすると必ずどこかに負担が生じ、維持することも難しくなります。無駄なもの、必要なものを正しく取捨選択し、健康的なダイエットに取り組むように心がけましょう。

こちらの記事には食生活で気にしたいポイントを紹介していますので、参考にしてみてくださいね。

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