【男女別】思春期の間違ったダイエットに潜む危険性に迫る!

思春期っていつからなの?

子育てしていれば避けて通れないのが、子供の「思春期」。身体的にも精神的にも、子供から大人へと大きく変化する時期です。「思春期」とよくいいますが、一体いつから始まるものなのでしょうか?

思春期の時期

思春期とは11歳ごろから始まり、18歳ごろまで続くといわれています。 身体的には第二次性徴が現れ、体が大人へと成熟していく段階です。 精神的には、体の成長に心の成長が追い付かず、非常に不安定になりやすい時期でもあります。

思春期の傾向

急激な変化への戸惑い

この時期は急激に体や心が変化します。何事もないようにふるまっていても、子供自身は大きな戸惑いを抱えています。

親と話をしなくなる

大人、とくに親から干渉されることを嫌がるようになります。親から自立したい気持ちが大きくなる一方で、親から離れる不安も感じています。

親を無視したりする一方で、放っとかれると「見捨てられた」と感じるなど、矛盾した言動も目立つ時期です。

友人関係の変化

親から離れ、友人関係を大切にするようになります。 自分自身や他人を、客観的に見ることができるようになってきます。 その分、友人との関係や、仲間やグループでの関係に悩みが大きくなる時期でもあります。

異性への関心が高まります

男女ともに異性への関心が強くなります。

そのため、ちょっとしたことに過剰に反応したり、大きく落ち込んだり… 精神的に情緒不安定になりやすくなっています。

物事の本質や新しい価値観への関心

「命とは何か」「どうやって生きるのか」など人間の本質を考えたり、悩んだりするようになります。また、今まで興味のなかったことに関心を示したり、新たな自分を発見したりする時期でもあります。

思春期は、子供でもないけれど大人でもない。紆余曲折しながら、自身の器を広げていく大切な成長過程です。 親にとっても、子供への関わりがとても難しい時期ですね。

どんな危険性があるの?~女の子~

思春期の女の子、体が丸みをおびて女性らしい体になってきます。 オシャレにも関心が増して、友達や異性の目が気になる時期ですね。芸能人やモデルに憧れて「痩せてキレイになりたい!」と思っている子供も、少なくありません。

でも、思春期の女の子のダイエットには危険もたくさんあります。

ダイエット期間中の危険性

生理不順(無月経)

体重や体脂肪が落ちると、卵巣の機能が低下し生理不順が起きやすくなります。ひどいときには何か月も生理が止まってしまうこともあります。

栄養不足

ダイエットによって必要な栄養が足りなくなると、骨や筋肉の成長がストップしてしまいます。

身長が伸びなかったり、貧血や疲れやすいなどの体調不良になることもあります。また、見た目にも肌荒れや抜け毛の原因にもなります。

摂食障害

行き過ぎたダイエットが原因で、拒食症や過食症に陥ることもあります。10代~20代の女性に多いといわれています。摂食障害は回復に時間がかかることも多く、最悪の場合は命に関わる障害です。

将来的な危険性

骨粗しょう症

女性ホルモンであるエストロゲンは、骨の形成に大切なホルモンです。 ホルモンバランスが乱れは、無月経になるだけでなく「骨密度」にも大きな影響があるのです。

骨密度は20歳前後をピークに減少していきます。骨密度が高められる思春期に、無月経に気をつけないと将来的に骨粗しょう症の危険性が高まります。

不妊

ダイエットでホルモンバランスが乱れ、無月経の状態が長く続くと卵巣が正常に機能しなくなります。 将来、赤ちゃんを望んだときに、不妊症に悩むことになりかねません。

思春期の無理なダイエットは、とくに女の子の場合、将来にわたって危険性が継続します。本当にダイエットが必要な状態なのか、どういった危険性があるのか、よく考えたいですね。

どんな危険性があるの?~男の子~

思春期に痩せたいと思っているのは、なにも女の子だけではありません。

自分の見た目が気になり、異性や友人の目が気になるのは男の子も同じ。 男の子の無理なダイエットにも、やはりいろいろな危険性があります。

ダイエット期間中の危険性

栄養不足

成長期は骨や筋肉など、大きく体がつくられる時期です。

とくに男の子は女の子に比べて、多くのエネルギーが必要になってきます。無理な食事制限や偏った食事で、栄養不足になるとカルシウム不足や貧血、成長に大切なホルモンの分泌のバランスが崩れてしまいます。体調不良だけでなく、集中力がなくなり学力にも影響が出てしまうこともあります。

思春期遅発症

思春期遅発症とは、思春期の第二次性徴期が遅れることをいいます。 食事の偏りや栄養不足で性ホルモンがうまく分泌されないと、身長が伸びなかったり、性機能の発達が遅れたりします。そうなると、親子ともに大きなストレスを抱えることになってしまいます。

将来的な危険性

低身長

成長期でもある思春期。身長が伸びる時期には期限があります。女の子でも同様ですが高校生ぐらいまでに身長が伸びないと、それ以降に大きく身長が伸びることが期待できません。 身長が低いことで夢を諦めざるをえなくなったり、コンプレックスを抱えて精神面で影響が出ることもあります。

骨粗しょう症

女性と同じく、骨密度は20歳前後をピークに減少していきます。

更年期の影響が少ないため、骨粗しょう症は男性の割合は少ないのですが、発症すると重症化しやすく、寝たきりや生活の質が落ちやすいといわれています。

やはり、成長期にしっかりとした骨をつくっておくことが大切です。

思春期ダイエットの危険というと、女の子のことが注目されがちです。

しかし、成長期にきちんと体が成長することは男の子にとっても、とても大切なことなのです。

まとめ

思春期である中学生や高校生のダイエット。

大人から見て、それほど太っているとは思えなくても、見た目を気にして「ダイエットしたい!」とおもっている子供は多いものです。親としては、危険なダイエットはしてほしくないところですよね。

ですが、思春期は親の関わり方も難しい時期。頭ごなしに本人の希望や意志を否定しても、うまくいかないことも多いものです。

本人の意志を尊重しつつも、ダイエットの仕方や危険性について正しい知識がもてるようサポートしてあげましょう。

できれば、食事管理や運動など一緒に考えて、無理のないダイエットにしたいものですね。

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