偏平足だと足が遅い?気になる噂を徹底解剖!

そもそも偏平足とは?

偏平足とは足裏の「土踏まず」と言われる部分、内側のアーチがない状態のことを言います。赤ちゃんの足の裏を思い起こして下さい。凹凸がなく、ぷっくりしていますよね。赤ちゃんはみんな偏平足。なぜなら、「土踏まず」は、歩くことで作られるからです。

歩行によって徐々に形成される「土踏まず」は8歳頃に完成するといわれます。それを過ぎても「土踏まず」がない場合、一般的に偏平足と言います。

偏平足の簡単チェック

お子さんが偏平足かどうか、簡単にチェックできる方法があるので、「うちの子、偏平足かしら」と不安に思ったら、試してみてください。

やり方は簡単。足跡を見れば良いのです。お風呂上りなど、足の裏が濡れた状態で、フローリングなどの平らなところに新聞紙を敷いて、その上に上がります。そうして、足をあげて、足跡を確認してみてください。

足裏全体、べったりと跡が付いているでしょうか?内側にアーチが描かれているでしょうか?アーチが描かれていれば、見た目が偏平足のように見えるお子さんもちゃんと「土踏まず」がある証拠。足裏全体の跡が付いていれば偏平足と言えます。

偏平足の原因は?

1.生まれつきによるもの

では、偏平足になるのはなぜなのでしょうか?偏平足は生まれつきの場合があります。何らかの原因で骨の配列が正常でないとき、骨の以上で「土踏まず」が形成されないという症状が出ます。しかしながら、これは非常にまれです。

2.生活行動が原因

偏平足の約9割が普段の生活において癖になっている、習慣化されている行動が原因と言われています。成長過程で徐々に形成されますが、生活行動によって、崩れることもあります。例えば、

  • スポーツなどで足を使い過ぎている
  • 肥満で足に負担がかかり過ぎている
  • 長い間立ちっぱなしの作業をする
  • 運動不足で足をあまり使わない
  • 寝たきりのお年寄り

などが考えられます。

偏平足のほとんどは、筋力の低下や、靭帯が弱ることから生じるものです。生まれつきというよりは、普段の行動が原因で改善もまた普段の習慣でできるのです。

幼年期に裸足で遊ばせたり、生活するのが良いといわれるのは、この「土踏まず」の形成にも良い影響があるからです。

偏平足によるデメリットって?

では、偏平足であることで、運動面ではどんなデメリットがあるのでしょう。

「土踏まず」の役割とは

ここで、「土踏まず」の役割について、確認しておきたいと思います。私たちの成長過程で形成される「土踏まず」はそのアーチを足裏に作ることで、地面からの衝撃を吸収したり、緩和したりする役目があります。

その場で、ジャンプすることを思い浮かべてみてください。足裏全体が地面につくようにジャンプするのと、つま先でジャンプするのでは、膝や腰、足全体への衝撃がつま先で行った方が明らかに軽減されます。

こののように、土踏まずがあることで、足裏全体が着地しないので、つま先で着地するときのように、歩いたり、走ったり、跳んだりしたとき、足、身体への衝撃が少なく済んでいるのです。

偏平足であると、この衝撃の吸収、緩和がされないので、足全体への負担が大きく、腰痛の原因になったりすることも考えられます。

偏平足であることでデメリットはほとんどない

偏平足のほとんどはデメリットはないと考えて良いでしょう。なぜなら、偏平足の多くの人が、生活に支障をきたしている人はおらず、症状も無自覚な場合が多いからです。

多くの偏平足は直ちに歩行が困難になったりすることはありませんし、痛みがなければ、治す必要もないといえるでしょう。ただ、その足の構造上、衝撃の影響は受けやすいので、長距離走や、長い時間、縄跳びを飛ぶといった運動は足が疲れやすく、中には「得意ではない」と感じるお子さんもいらっしゃるかもしれません。

足が遅いのは本当に偏平足が原因か?

足が遅い原因は偏平足だからではないと考えられます。偏平足の場合、確かに足への衝撃の影響は受けやすいですが、ほとんどが無症状です。

スポーツにおいて、特に短距離走では、問題なく、偏平足でも早い人はたくさんいます。スポーツのやり過ぎで偏平足になることもあり、偏平足が足の遅い原因だとは言い切れません。

次に足が速くなる身体の使い方を3つのポイントに絞ってお伝えします。こちらをご覧いただくと、偏平足であっても身体の使い方で、足を速くすることは出来る!と分かって頂けると思います。分かりやすい動画もぜひ参考にしてみてください。

1.まっすぐな姿勢で走る

ボルト選手でも桐生選手でも、世界を代表するアスリートの走る姿勢を思い起こしてみて下さい。背中が丸まっている人はいませんね。早く走ろうと前かがみになると猫背になってしまったり、首が前に突き出したりと、姿勢が悪くなります。これではスピードは出ません。まずは、まっすぐな姿勢を作ることから始めましょう。

《やり方》
  • 壁に背中を向けて立ちます。頭、お尻、かかとの3か所がぴったりと壁につくように意識して立ちます。
  • まっすぐな姿勢とは顔がしっかりと前を向いていて、背筋がピンと伸びている状態です。この状態を壁がないところでも意識して作ります。

頭のてっぺんから足の先まで一本の線が通っているイメージで。この姿勢が出来るとスタートでの時、つま先で地面をしっかり蹴ることができ、大きな反発力を生み出すことが出来るのです。

足がどんどん速くなる駆けっこトレーニング「基本姿勢」

2.つま先着地

走るとき、足がかかとから着地していると、足の後ろにも体重がかかり、走る方向に対してブレーキをかけることになります。

つま先から着地することで、反発力を得て、効率よく走ることができます。つまり、早く走るにはつま先で着地することが重要で、偏平足であるかどうかは関係ありません。つま先着地の感覚を体得するために、縄跳びでのジャンプ運動がいい練習になります。

《やり方》
  • 1のまっすぐな姿勢を保ちながら、つま先で着地する感覚を体得するために縄跳びを使いましょう。顔をあげ、背筋を伸ばし、膝も伸ばした姿勢でジャンプします。

この時、前まわしではなく、後ろ回しで、大きくゆっくりとまわし、飛ぶのがコツ。つま先で着地することを意識してジャンプしましょう。

足がどんどん速くなる駆けっこトレーニング つま先着地のための練習「ジャンプ」

3.大きな腕振り

早く走るためには腕の使い方が大変重要です。つま先着地による反発力に加えて、腕を大きく振ることで推進力が生まれます。

これにより走りは劇的に早くなります。腕を大きく振ろうと肩が振れて、重心がぶれたり、力が入ると早く走れません。手のひらの力を抜くためにも手のひらはパーの状態がベストです。

《やり方》
  • 1のまっすぐの姿勢を取ります。立ったままで、身体の横ででまっすぐに腕だけを大きく振る練習をしましょう。

足がどんどん速くなる駆けっこトレーニング 「腕振り」

3つのポイントを意識して今日からの走りに活かしてみましょう。

まとめ

偏平足であっても、歩行に支障がなく、痛みもないという、無症状の人がほとんどです。この段階では無理になおす必要もありません。

偏平足は、生活習慣でも大きな改善を見込め、子供であれば、普段裸足で過ごす時間を多くする、運動をするといったことでも改善ができます。足が遅いのは偏平足が原因とはいえません。走りのフォームを改善してみてはいかがでしょうか。

ご紹介した足の速くなる3つのポイント

1.まっすぐな姿勢

2.つま先着地

3.大きな腕振り

をぜひ参考にしてみてくださいね。走りのスピードがきっと変わってくるはずです。

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